今日は盛岡に来ています!
2023年のあるほなつきの始まりも、新作『あかいかさ』の取材撮影のために訪れた盛岡から始まったことを思い出しました。
今日は、もりおか町家物語館にて開催されている「浜藤の酒蔵ブックマーケット2023winter→spring」に参加しています。
20組の個性的な出店者さんが集うイベントです。私たちのように、自身で本を作っている方や、イラストレーターさん、セレクトした古本を並べるお店などが、会場に所狭しと並びました。
会場前から入口に並ぶ人がでるほど、このイベントを楽しみに待っていらした方がいるのは、うれしいですね!
午前中は、掘り出し物を見つけようと熱量のあるお客さまがたくさんいらっしゃったように思います。対面販売のよいところで、お客様と本についてのいろいろな会話を楽しみながら販売することができますね!
あるほお手製のポストカードケースも大活躍。四冊目の画集『alfonatski IV』の中から作品を抜粋してポストカードを販売しました。とても好評でした。本だけではなく、平面作品にも興味を持っていただくきっかけになりましたし、気に入ってくださる作品がそれぞれみなさん違っているところも、興味深かったです。
皆さんとお話をする中で、まだまだ個展で発表していない作品もたくさんあるのだなあ、と、改めて思うこともありました。今年は「本を作って旅をする」と題して全国を回るわけですが、作品を発表する場所も見つけていきたいと思いました。
今回の出店では、『空気売りの少女』『わがままナおうさま』など、いつもの定番のほかに、honnanbooksやhonnanbooks petiteなどの、小さいシリーズも充実のラインナップだったので、色々見たいお客様には、楽しいブースだったのではないでしょうか。
箱入りセット商品も好評で、中から豆本が出てくると、みなさん感動してご覧くださいました。豪華箱にもチャレンジしてよかったです。
今回の出店は、ブースの作り方を試行錯誤して自分たちの出店スタイルを考えられたこと、予想以上にたくさんの方と出会えたことは、「本を作って旅する」の序章としては、大きな成果が得られたのではないでしょうか。
ワークショップや個展など、この街で出来る日が来るといいな、と思いながら、帰路へとつくのでした。
盛岡、また来ます!