日差しがぽかぽかと暖かく、春風が吹いた今日。
最上町の絵本読み聞かせサークル めたせこいや 様よりお招きいただき、あるほなつきの講演会を開催させていただきました。
開始一時間半前に会場入りし、念入りな準備を。
講演会も慣れてきて、必要な機材もブラッシュアップされ、最小限ですむようになりました。
そして、読み聞かせサークルめたせこいやのメンバーの皆様にもお手伝いいただき、会場に絵本や機材などを運び込むのもあっという間でした。感謝です。
開始30分前には、早く来た参加者の皆さんに、絵本紹介コーナーにて本を手に取ってご覧いただきました。
開始時間になると、用意されていた席はほぼうまっていました。
あるほなつき講演会のスタートは、いつも読み聞かせから始まります。
今回は、『空気売りの少女』と『わがままナおうさま』から。
ビジュアルがよく見えるように、大きなスクリーンに映し出しての読み聞かせも、あるほなつきの読み聞かせのスタンダードになりました。
講演会の中盤には、簡単な製本体験を。
今日は、3つ穴のノート作りを体験していただきました。表紙には、『わがまナおうさま』を付けて。
簡単な造りではありますが、自分で作る歓びはひとしおです。
講演会後半は、あるほなつきの写真絵詩集『さがしています』と『あやふやのまま』の読み聞かせをしました。
会場から「あれ?」「あ!」という、声が聞こえてきたとき、朗読をしながら「あ、気づいたかな?」と思いうれしくなりました。
『さがしています』と『あやふやのまま』は、パラレルワールド。実は、全く同じフレーズが、二作品の中に登場するのです。
あるほなつきの歴史を知るのにもってこいのフリーペーパー『あるほなつき創刊号』や、『木の玉っころちゃん』の折り本、ソフトカバーのアートカレンダーなど、盛りだくさんのお土産をお渡ししながら、参加者の皆さんとことばを交わす時間は貴重でした。
会場の後片付けの目処がたったのち、主催のめたせこいやのメンバーの皆様と、コーヒーを飲みながら交流しました。
その中で、質問をいただいたり、感想を伺うことができました。
講演会の中で話したりなかったこともお話しする時間。それがまた、次につながるんですね!