作品のエッセンスを加えて

先日は村山市立図書館での「オリジナル御朱印帳作り」ワークショップを終えたばかりですが、次なるワークショップへ向けて、準備を進めています。

次は7月24日、庄内町立図書館分館 狩川まちづくりセンターへお邪魔します。

「絵本づくり体験」ということで、子供から大人まで、絵本を作るのは初めての方でも、みんなで気軽に物語と絵を作って、一冊の本にまとめます。

絵を「つくる」と書きましたが、字のとおり描くのではなく、いろいろな形の紙を組み合わせて貼り、主人公を作っていきます。

その時使うのが、この紙です。

どこかで見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。そうです。これは、あるほなつきの作品『128』をプリントしたものを、丸、四角、三角など大小様々な形に切ったものです。

『128』という作品は、あるほの写真となつきの絵の割合が1:1になっているもので、1:1の切り分けられ方は64通り、色もバラエティに富んでいるので、組み合わせ次第で面白い主人公を作り出すことができます。

絵を描こうとすると、かしこまった形を描いてしまうかもしれません。ただの色紙だと、そのものの固定観念の色から抜け出せないかもしれません。

与えられた要素のみで、無理やりでもそれを駆使して、生み出すからこそ、新たな発見や可能性が見えてくるものと信じます。

今回は、年齢を問わず参加できるようなので、子どもの自由な発想を大人が見ることができたり、逆に大人ならではの発想を子どもが見ることができる、その相互の交流ができたらいいなと思っています。また、絵本の中にあるほなつきの作品のエッセンスが加わることで、自然と参加者の皆さんとあるほなつきとの交流にもなっているんですね。

さて、7月24日はいったいどんな絵本ができるのか、今からとても楽しみです!

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