帯を巻く瞬間

先週、怒濤のごとく製本し、重石をして乾燥させていた『空気売りの少女』と『さがしています』が完成したので、今日はダストカバーをつけて、帯を巻く仕上げの作業。

手に取って、一冊一冊の出来栄えを確かめながらダストカバーをつけていきます。

そして、最後に帯を巻く瞬間が、何度製本しても一番うれしい瞬間です。子に晴れ着を着せる親の気持ちとでも言いましょうか。

一冊一冊が、いとおしい。

今日も4冊旅立ちました。

新作を作りながらも、コンスタントに製本をし、誰かの元へとお届けできる日々に感謝して…