WSに向けて

ここ最近は毎日、製本の話題ばかりですが、今日も朝から一日中製本でした。

5月13日、飯豊町中部地区公民館で開催する絵本作りワークショップをかわきりに、5月27日の白鷹町立図書館、6月24日の三川町子育て交流施設テオトル、7月29日の山形県立図書館と、毎月予定が入っているので、それに向けてコンスタントに準備を進めています。

始まりはあるほ

2016年から2017年にかけて開催した、”みんなで一冊のえほんを作ろう” その第6回目の最終回は、あるほによる製本講座でした。予想を遙かに上回る約30名ほどの参加者に、あるほがハードカバーの本の作り方を指導しました。この時はまだあるほなつき二人で立ち上げた出版社「るーつ企画」は発足しておらず、あるほ一人で講師を務めたのでした。なつきはこの時は、できるところをサポートしながら、参加者の皆さんと一緒に製本を学びました。

初めての製本講座

今でこそ、当たり前のようにいろいろな機会にいろいろな場所でたくさんの方に本作りを教えていますが、そんな私たちにも「初めて」の日があったのです。

それはちょうど六年前の今日でした。

「みんなで一冊の絵本をつくろう」という企画の中で、30人ほどの参加者の皆さんそれぞれに、ぜひ自分で製本した本を持って帰っていただきたい、という想いから、製本講座をすることになったのでした。

参加者は、小学生から60代までと幅が広く、誰でも短時間で簡単に製本を学ぶことができるようにと、『製本キット』のようなものを試しに作ってみたのが、六年前の今日1/26だったのです。

乾燥して完成

先週、製本して重石をのせて乾燥させておいた、「おはなし会」で行ったワークショップの本が完成しました。

乾燥を待つだけ

中身は、タイトルのあいうえお順に並べ替えたので、先生が考えたお話も、児童の皆さんが考えたお話もごちゃ混ぜになっています。バラバラのようで、タイトルが似たもの同士近くのページにあるため、不思議な流れもあって、いい感じの一冊になったと思います。

新聞掲載

絵を描くのが苦手でも、お話作りが苦手でも、誰でも、玉っころちゃんの顔の表情を読み取ることをヒントに、絵本を作ることができます。

旅に出るために

コーナーのしめは、あるほなつきの今後の夢について、お話しさせていただいたのですが、やはり、具体的な実現したいこと、としては「全国の図書館をめぐって、本を通して、現地の人たちと交流しながら、自分たちの活動を知ってもらう」ことです!

村山市立冨本小おはなし会

今日はふたつの小学校で『ぬきつぬかれつ』を読みましたが、みなさんからの感想を聞くと、子供たちからは「いろいろ進化してて面白かった」といったものや、先生方からは「大人も考えさせられる深い内容だった」という感想をいただきました。

最上町へ

秋から冬へと移り変わるこの季節、日に日に寒くなっていきますが、フットワーク軽く、あるほなつき号で皆さまに会いに行きますので、一緒に本作りを楽しみましょう!