乾燥を待つだけ

先日から編集と製本を開始した、村山市立冨本小学校のみなさんがワークショップで書いた「木の玉っころちゃん」のお話を1冊にまとめた本が、いよいよ形になりました。

まずは、送られてきた原稿をスキャンしてデータ化し(ここまでが、実はとても時間のかかる作業!)面付けをして印刷開始です。

印刷が終わったら並べ替えをし、糸かがりのための穴を開けて、1枚1枚折って4枚ずつ重ねます。

ページがちゃんと合っているか確認した後、糸でかがっていきます。今回は80ページなので、5台をパピヨンかがりにて。

かがり終わったら、見返しを付けます。

同時進行で、ハードカバー作りも。

本文は天地小口をカットしたのち、80ページの厚みのある本になるので、今回ははなぎれも付けてみました。小学校らしく、やさしいピンク色を選びました。

本文とハードカバーを接続して、見返しを貼り、あとは3日ほど重石をして乾燥させて完成です。

表紙は玉っころちゃんだらけ
表紙は玉っころちゃんだらけ

中身は、タイトルのあいうえお順に並べ替えたので、先生が考えたお話も、児童の皆さんが考えたお話もごちゃ混ぜになっています。バラバラのようで、タイトルが似たもの同士近くのページにあるため、不思議な流れもあって、いい感じの一冊になったと思います。

早く冨本小学校のみなさんに見せたい!

そんなはやる気持ちを抑えて、乾燥を待っています。