「高校生が旅立つ前に学ぶコト」ということで2017年から毎年開催されている「新庄・最上ジモト大学」の数あるプログラムの中の、真室川町企画課主催の企画。あるほなつきが講師として、「まちの魅力をカタチにしたら~ノベルティで町をPR~」と題して、高校生主体に真室川町を表現したノベルティグッズを作ります。
第1回目が7月30日に開催されたわけですが、まずはじめに、広報まむろがわで、あるほなつきが担当するコーナーフォトジェニックまむろに関連付けて、「よい写真とは?」ということで、写真の歴史や、今現在世界で評価されている写真の数々を見ながら、写真表現について学びました。
そのあとで、絵の具の実験をしながら、偶然の面白さを体験しました。この時撮った写真も、これからノベルティグッズを作っていく時の素材として活用しようと思っています。
前回の実際の作業は、「今の自分」をテーマにコラージュ作品を作ることでした。参加した高校生が撮った写真の中からいいと思ったものを10枚選び、プリントしたものを切って画面構成して貼ってコラージュ作品を作りました。まだまだ作り込める余地があったので、次回までに完成させるることが宿題となりました。
ちなみに、「46歳のわたし」は、こんな感じに仕上がりました。
色が全体的に好きな緑色なのと、構成がキュビスム的になっているのは、学生の頃に立ち返って「初心忘れるべからず」みたいな感じなのかもしれません。また、丸い歯車のような形は、今の自分をつき動かしている原動力みたいなものが表現されているような気がします。(自分の作品の意味を、後から探してみる作業は、なかなか楽しいものです)
みなさん、どんな作品に完成しているのか、発表会で概説を聞くのが今から楽しみです!
さて、第二回目ですが、8/12に開催されます。もう今週の金曜日ですね!
今回は、いよいよどんなノベルティグッズを作るのかを決めていきます。いま、グッズも種類が豊富にある中で、誰に向けたものなのか、用途はなんなのか、販売するのか無料配布なのか、もちろん予算との兼ね合いも。そういったもろもろの話し合いの中で、高校生たちが、これ!というものが見つかるといいなと思っています。
そして、前回の絵の具の実験や、コラージュ作品を作ったことから学んだことが、なにかしら活きるようなデザインになるのではないかと期待しています!