今日は、雪の里情報館で開催された やまがた子育ち講座「理科読のすすめ」に参加しました。
「理科読(りかどく)」。なかなか耳慣れないかもしれませんが、読書と体験を出会わせて、数学・科学を、本からも体験からも学ぶことだそうです。
子ども達が、自分の頭で考えることができるようになること、想像力、創造力をふくらませることは、大切なことですね!
今日はテーマが二つあり、そのひとつが「空気について考えよう」ということで、あるほなつきの『わがままナおうさま』を読み聞かせしていただくことになったのです。
いつもは読み聞かせる側なので、こうやって読んでもらうのは、いいものですね〜!
会場はほのぼのとした空気に包まれ、時々笑いも起きていました。
主催者である新庄市立図書館長の佐藤さんは、「本選びが難しい」とおっしゃっていました。
理科や科学についての本はたくさんあるけれど、実験や原理などの説明をしているような直接的な絵本ではなく、できれば、ストーリーがあって、その奥に科学的な何かを感じたり、科学的な考えにつながるような、または、きっかけになるような、そんな絵本を選びたいのだそうです。
『わがままナおうさま』は、空気をテーマにしたお話で、見えないものを意識することの大切さをうたっていますが、今日は「理科読」のイベントに参加して、この作品の新たな可能性を見たように思います。