あるほなつきは、空気をテーマに作品を作っています。
とりわけ、本を媒体とした表現の中に「空気シリーズ」というものがあります。
2017年に出版された『わがままナおうさま』を皮切りに、今年出版した『あやふやのまま』まで、今現在5作品となっています。
クリスマスに間に合うよう、空気シリーズ5冊boxセットを作っている最中です。
ここでひとたび、空気シリーズを一冊ずつポップとともに紹介してみたいと思います。
おいしいものは何でも自分だけのものにしたい王様、世界中の空気をすべて独り占めしようとして…
子どもはもちろん、大人が読んでも、ちょっと笑えて、でも実はちょっと深いおはなしです。
空気が目に見えていたのは、いったいどれくらい前だったかしら…
ページをめくると、さらにめくるページがある、ちょっとした仕掛け絵本。ゆっくりと目で楽しんでほしい一冊です。
あるほなつき 初めての詩集。
あるほが撮る山形の四季おりおりの写真と、あつきが描く線画の自画像(あるほとなつき)を、詩と組み合わせました。
地球に空気があるのは、あたりまえでしょうか。
だれかにとって良いことは、同時に、だれかにとっては良くないことであることは、よくあることである。
童話であり、画集でもある読み応えのある一冊です。
第三弾の『さがしています』のパラレルワールド。
『さがしています』と同じく、ページをめくるとあるほとなつきが交互に現れ、それぞれの感覚でことばを綴る。
二冊見比べながら読んでみるのがオススメです。何か気づくかもしれません。
そんな5冊を素敵なボックスに詰めたセット、ご自分用に、プレゼントに、いかがですか?