今日は、庄内町立図書館狩川分館 狩川まちづくりセンターにて、絵本作りワークショップを開催しました。なんと大ホールをお借りして、密にならないよう、各家庭のテーブルを離して設置しました。
感染症対策もしっかりしようということで、テーブルの間隔だけでなく、使用するものはすべて個別になるよう、事前に、各テーブルに準備しました。
6組、16名が参加してくれました。
今回も、説明時に集まらなくて済むよう、モニターを設置しました。これで手元作業が見えます。
一番はじめは、手慣らしに、大人も子どもも、お絵かき体験をしてもらいました。今日は、クレヨンで丸と線を描いてもらい、それからアクリル絵の具で描き進めていただきました。
みなさん、なかなか思い切りよく、自由に絵の具を使っている感じがしました。20分間のお絵かきタイムは、あっという間に描き終わり、今日の本題、絵本作りに入ります。
「いつ・どこで・だれが・どうした」形式で物語を作るのですが、まずは、「だれが」の主人公となるものを、参加者の皆さんでしりとりをして決めていきました。絵本に出てくる主人公は、生き物だけとは限りません。今回も色々なものに命が宿りました。
次は、「いつ」「どこで」です。今回は感染症対策ということで、こちらであらかじめ用意した「いつ」と「どこで」が書かれた紙を、ランダムに渡していきました。
「いつ」「どこで」「だれが」がそろったところで、「どうした」を、考えていただきます。ここが腕の見せ所!どんなお話の展開が待っているのか、私たちもとても楽しみです!
あとは、主人公となる「だれが」のキャラクターを作っていく作業と、背景となる「どこで」の景色を描いていく作業、子どもと大人で役割分担して進めていきます。
背景は、今回は絵の具でチャレンジしていただきました。初めに絵の具でお絵かき体験をしていただいたこともあり、抵抗も少なく背景イメージを描いていたように思います。子どもたちは、自由に切り紙を組み合わせて、主人公の形を作り出していました。
最後に、「絵コンテ帳」に、背景にどのように主人公を配置するか、ページのレイアウトや指示を書いていただき、ワークショップは終了しました。
さて、どんな絵本になるでしょうか?今日参加した皆さんで作る一冊の絵本。それは、出来上がってのお楽しみです!最初に描いていただいた抽象画も、一冊の中に作品コーナーを作ってご覧いただきたいと思っています。