去年の12月からスタートした、真室川北部小学校5.6年生のポスターの授業。総合的な学習の時間に行っている真室川町をPRするポスター製作の講師を務めるのも、今日で五回目です。
今日はいよいよ、最後の授業。
二つのチームそれぞれが完成に向けてがんばりました。
前回子供たちの中から「メインビジュアル以外のイラストも描いたほうがいい」という意見が出たので、まずは絵を描くことから。
二回目の授業の時に、みんなで1回描いたこともあり、イメージができていてよく描けていました。
それから、今まで調べてきた真室川の伝えたい要素を、100文字程度にまとめる作業を。
ポスターを見た人に何を伝えたいのか、ポスターを見た後どんな反応をしてほしいのかを念頭に、ただ説明文をまとめるだけではないところで、文章をまとめるのは、なかなか難しいことですね。それでも、チームごとに話し合いながら文章を完成させました。
ネイチャーチームは前回途中になっていたメインビジュアルの大桂の木を仕上げました。
その間に、あるほは授業の最初に描いてもらったイラストを取り込み、切り取る作業を。
イラストと文章要素をどこにどう入れるかを、実際にモニターを見ながら子どもたちに考えてもらいました。
だいたいの配置が決まり、ポスターはほぼ完成したのですが、なんとポスターの1番の肝となるキャッチコピーが二つの案どちらにするか最後まで決まらず、これは後日、実際に二つのパターンを作って並べてみて決めてもらうことになりました。みんなが真剣にいいポスターを作りたいという気持ちで取り組んでいることが伝わってくる授業最終日となりました。
みんなで描いたメインビジュアルと文章、そしてレイアウト、一人ではできないみんなの良さが詰まったいいポスターになりそうですね!完成していろんな場所でこのポスターを目にする日が来るのを心待ちにしています。