にしかわっ子のチャレンジベース

今日は西川町立図書館にて、午前午後、2回に分けてのワークショップでした。

あるほは機材準備
あるほは機材準備
なつきは資材準備
なつきは資材準備

にしかわっ子の学びと交流のひみつ基地チャレンジベース「ホワイトブックをつくろう!」ということで、西川小学校の本好きのお友達がたくさん集まってくれました。

蛇腹式のハードカバーのホワイトブックと、簡単な糸かがりノートの二冊を作りました。ハードカバーは、お絵かきをしたものを表紙に使います。

午前の部は小学校4.5.6年生。

高学年のお絵かきは、名前をモチーフにして。受付で好きな色のクレヨン2本と、好きな色の絵の具を3色選んでもらい、席に着きました。

高学年には、自分の名前をモチーフに絵を書いてもらいました。文字を絵だと思って描くと、不思議とそれっぽく見えるものです。線と色が織り成す世界ですね。

完成した絵は、簡易複写撮影台に持っていき、できた順から撮影していきます。あるほが複写撮影と表紙のプリントをしている間に、簡単な糸かがりノート作りと、ハードカバー作りの練習をしました。

きっちり折ります
きっちり折ります
三穴の糸かがり
三穴の糸かがり

製本用の針と糸でのノート作りは、みんなで同時進行でうまくできました。グレーの表紙には、あとでシールを貼ったり絵を描いたりして素敵に完成させてほしいです。

シールを貼るとこんな風に
シールを貼るとこんな風に

ハードカバー作りの練習は、honnanbooksの『わがままナおうさま』の表紙で、やりました。

角の折り込みがなかなか難しい
角の折り込みがなかなか難しい
乾燥が早く、苦戦しました
乾燥が早く、苦戦しました

一度のり作業をすると、どのくらいのりを付ければいいか、どのくらいこすればくっつくか、感覚的にわかってくるので、本番のホワイトブックのハードカバーも、手際よく作ることができます。

蛇腹式の説明
蛇腹式の説明

次に、蛇腹式の本文づくりは、まずはその仕組みを説明して、取りかかりました。今回は小学生ということで、7枚の紙を蛇腹にしたものに、ラストの2枚をつけて完成させました。

蛇腹体験はスティックのりで
蛇腹体験はスティックのりで

そしていよいよホワイトブックのハードカバー作り。

さっきのhonnanbooksの『わがままナおうさま』の表紙作りと同じ要領でやっていきます。さっきの紙よりも若干薄くコーティングもされていないので、のりでくっつけやすいです。が、のり作業は手際の良さが勝負の鍵。

くっつかない時は、追いのりで対応
くっつかない時は、追いのりで対応
表表紙、裏表紙が完成
表表紙、裏表紙が完成

みんなとてもきれいに仕上がりました。

ハードカバーと本文接続の説明
ハードカバーと本文接続の説明

最後は、ハードカバーと本文を接続して完成です!

参加してくれた皆さんの満足そうにな笑顔を糧に、午後の1.2.3年生の部へ。

1.2.3年生は、クレヨンです名前を描くのではなく、丸、三角、四角、直線などのスタンプをモチーフに、絵を描いていきます。

はじめは、スタンプで区切られた部分の中を塗っていたのも、絵の具をのせていくうちに自由になっていきました。

みなさん素敵な表紙の絵ができあがりましたよ!

そして複写撮影
そして複写撮影

できた人から次々複写撮影へ。

午前の部と同じようにのり付けの練習をしてから、ハードカバーを作りました。午後の部は保護者の方も一緒だったので、子供だけでは難しいところも、保護者の方や図書館のスタッフの皆さんのサポートも得て、全員きれいに完成させることができました。

完成したものは、ハードカバーがのりの水分で反ってきてしまうため、すぐにフィルムカバーに包んだため、撮影ができなかったのは残念ですが、低学年の部も高学年の部も、本当に素敵な表紙のオリジナルホワイトブックが出来上がり、あるほなつきも大満足です!

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