上山市立図書館WS

今日は上山市立図書館でのワークショップでした。

企画展「あるほなつきの本 作る、創る、造る展」の玉っころちゃんの展示を見に来て申込みされたという方もいらっしゃいました。図書館での製本企画は、そもそも本が大好きな方が多くあつい!

まずは、本の仕組みの説明から
まずは、本の仕組みの説明から

一時間半の時間の中で、今日は簡単な糸かがり製本と、ハードカバー作り、二つの本作り体験をする内容でした。ハードカバーは、自分で描いた絵が表紙になります。

今日の絵は、二本の直線とふたつの円を組み合わせて描きました。好きな色のクレヨンと、選んだ3色のアクリル絵の具でみなさんそれぞれ素敵な絵を完成させていました。

表紙になる絵
表紙になる絵

それから、この絵を複写して、表紙にするためにプリントし、板紙を貼るガイドをつけていきます。

あるほがその作業をしている間、参加者の皆さんは、糸かがりの簡単製本体験を。

三つ穴なので、小さなお子様でもできました。このノートは後日、天地小口をカットして、カバーをつけてお渡しすることになっています。

次は、いよいよハードカバー作りです。

ハードカバーは、のりと刷毛感覚や、貼り付けるときの力具合などにコツがいるので、まずは練習用に白いキャンバス的なものを作ってみました。

真ん中に板紙を置いて
真ん中に板紙を置いて

白い紙を貼ったので、ぜひお家に帰ったらその上に絵を描いてほしいです!

一回経験すれば、なんとなくのコツはつかめるもので、みなさん実際のハードカバーを作るときも、臆することなく作業を進め、しっかりきれいにできていました。

クラフト紙を引っ張って貼る
クラフト紙を引っ張って貼る
乾きやすいので、のりを付け足しながら
乾きやすいので、のりを付け足しながら

表面が貼れたら、今度は裏面に色紙を貼ります。

チリが2ミリ出るように、ど真ん中に貼ります。一発で位置を決めるのはなかなか難しいことですが、みなさん慎重にきれいにできました。

絵はフレームに入れて
絵はフレームに入れて

ハードカバーを仕上げている間、あるほは最初に描いてもらった絵をフレームに入れていました。何の気なしに描いたものでも、こうやってフレームに入れてみると、なんだかうれしいですよね!身近なところに絵を飾る楽しみを覚えると、普段の生活も何か景色が変わって見えるかもしれません。

今日作ったハードカバーは、いったん工房に持ち帰り、しっかりプレスして乾燥させ、はと目とリボンをつけて後日糸かがりノートと一緒にお届けします。完成が楽しみですね!

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