今日は、無事、上山市立図書館での企画展「あるほなつきの本 作る、創る、造る展」の搬入を終えました。
今日は図書館は開館日だったので、一般の利用者の方もいらっしゃる中での搬入でした。スタッフの皆さんのご協力を得て、スムーズに展示することができました。
展示スペースは二カ所あって、ひとつは『木の玉っころちゃん』の展示、ひとつは『空気売りの少女』の展示に。
『木の玉っころちゃん』の壁面展示は、どうやって玉っころちゃんが生まれたのかを描いた4コマまんがと、絵本の中から2話を抜粋したもの、それからパネル作品3つです。そのほか、上部には板っころちゃんを展示、下部の展示台には張りっころちゃんと玉っころちゃんの原画を。また、「作る、創る、造る」をテーマにしているので、製本の手順を示したブースもご用意しました。
もうひとつの『空気売りの少女』の展示の壁面は、空気売りの少女のもとになった写真と原画、実際に絵本に使われている作品と、『空気売りの少女』からの流れで作った『さがしています』『あやふやのまま』から大判のプリントを2枚展示しました。
下方の展示台には、「作る、創る、造る」にまつわって、ストーリーを考えたとき一番はじめに書いた文章だったり、ワイドに開く仕掛けの部分を妥協することなく作り上げる過程の束見本や、完成に至るまでの写真のセレクトなど、『空気売りの少女』がどのようにして創られ、作られ、造られていったのかがわかる展示となっています。
これらの展示は、あるほなつきを知っている人も知らなかった人も、それぞれの楽しみ方ができるように工夫いたしましたので、上山市立図書館へおいでの際は、ぜひ企画展に足を止めてご覧いただけたら幸いです。
あるほなつきの本 作る、創る、造る展
1/12〜2/27上山市立図書館にて。