プラザ朗読まつり2022・夏にて

昨日は川西町フレンドリープラザにて二日間にわたり開催される、「プラザ朗読まつり2022・夏」の初日の舞台に参加してきました。

川西町フレンドリープラザの駐車場から入り口までは、長い長い通路があって、庭の景色を眺めながら散歩する感覚で歩けるのが、とても好きです!

野外ステージのようなものもあります。きっとこの場所でも、たくさんのイベントが開催されてきたのでしょうね!

入り口には、今回のイベントのポスターやタイムスケジュールが貼ってありました。今回私たちが特に楽しみにしていた、仙台シアターラボの野々下孝さんによる公演 斎藤茂吉原作の『第一高等学校思出断片』のポスターもあります。

ご存じの方も多いと思いますが、川西町は井上ひさしの故郷であり、図書館の入り口にはこのように、井上ひさしのパネルなどが置いてあったり、中に入ると、井上ひさしコーナーがあったりと、色々と興味深い図書館なのです。

なんと、あるほなつきコーナーもありました!

17:00開始の仙台シアターラボさんの公演は、40分ほどの長い朗読劇だったのですが、その表現力に引き込まれ、あっという間の楽しい時間でした。自分たちも昨年からこのイベントに参加させていただき、朗読の世界に足を踏み入れたわけですが、なかなか声(身体)で表現することの難しさを実感しています。声の強弱、間合いだったり、わずかな動作、視線の一つも、朗読のエッセンスとして自分のものにしていかなければいけないな、と、皆さんの朗読を聴いて今回も改めて感じたところです。

さて、自分たちの本番直前リハーサルでは、舞台を作っている仙台シアターラボの皆さんと、照明や立ち位置など打ち合わせをしました。

一回目のリハでは用意していた大きなパネルの両脇に、あるほとなつきそれぞれが立って読んでいたのですが、仙台シアターラボさんのアドバイスで、客席のかなり手前までパネルを持ってきて置き、自分たちはステージ階段一番上に立って読むことになりました。「せっかくの素敵な絵と写真を、お客様に見せた方がいい!」というお言葉は、とてもうれしかったです。

*公式写真より拝借

本番では、このように手前にパネル、遠くにあるほなつき、という構図になりました。真正面から見ると、あるほとなつきが、大きな本の両端に立っているように見えます。

おもしろい!

*公式写真より拝借

朗読後、お客様と少しお話をする時間もあり、自分たちの作品や作家としてのスタンスについて話したりしました。

また、仙台シアターラボさんとも、お客様がみんな帰った後、演出についてや朗読についてなどお話することができ、意気込みも新たになりました。

帰りの通路は、ライトアップがまたステキです。早くも来年のプラザ朗読まつりが楽しみになっていたのでした。来年もまた、よろしくお願いします!