日々、コンスタントに『木の玉っころちゃん』を製本している日々ですが、『空気売りの少女』の製本にも精を出しています。
『空気売りの少女』は、ワイドにページが広がるしかけ絵本なので、カットする紙は長く、カットには技術が要します。さらに、今の時期は定規の冷たさで手が凍えます。
このあとは、折りたたみやすいようにコーナーを丸くカットします。ほかの本にはない工程で、『空気売りの少女』のしかけ故の特徴ともいえます。
『空気売りの少女』のフランス語版も、どんどん製本していますよ!
フランス語が読める人はもちろん、読めない人もインテリアや雑貨として、楽しみ方はいろいろな1冊です。
新作の追い込みもかけつつ、製本も着実に。
ストーリーや絵を考えつつ製本をしていると、改めて、自分たちの表現したいものを世に届けたいという強い想いが、自ら製本しようとするパワーになっているんだと思います。
新作、桜をモチーフにしたものなのですが、完成が近づきワクワクしています。
どうぞご期待ください!