あるほなつき展XIX
まだ見ぬ新作のための展示を、今回は2023年一番最初に試みようと思っています。
まだ見ぬ新作のための展示を、今回は2023年一番最初に試みようと思っています。
絵本寄贈の旅が始まったことや、これから本を作りながら全国の図書館を回るという夢を掲げたことにより、自分たち仕様の車が必要になったのでした。
最近の工房はめっきり冷え込んでおりますが、そんな中、コンスタントに進めているのが、作業場の片付けと、本を作って旅に出るためのキャンプ道具の整理です。
木の玉っころちゃんについてまとめた動画を作りたいと思っていました。「これを見れば、玉っころちゃんのすべてがわかる!」と言えるような、そんな動画を。
大切な人へのプレゼント、あるいは自分へのご褒美として、あるほなつきの作品を知っている人も知らない人も、楽しめるものになっていました。そんなこともあり、たくさんの注文をいただき、去年の今頃は製本と箱作りに追われていたのを思い出します。
昨日、友人から素敵な本が届きました。
今後のあるほなつきの夢、目標は、具体的なところでいうと「全国の図書館をめぐって、製本実演したい」ということがあります。もちろん、製本実演しながら、現地の方々とふれあう中で、あるほなつきの作品を知ってもらいたいのです!
展示した作品集はすべて作者保管分で、お手にとって全ページご覧いただけるようになっていました。訪れたお客様と会話を楽しんだりしながら、作品を見ていただけたのは良い経験でした。東京の方はもちろんですが、わざわざ山形からいらしてくださった方も何人かいて驚いたのを覚えています。
11/15〜12/15と、約一ヶ月間の展示なのですが、オープン当初から中盤の現在まで、ありがたいことに毎日お客様が作品を楽しまれているということです。
構想自体はもう、何年も前からありながら、いざ、踏み込んで作り込んでいくと、いろんな可能性が見えてきて、形が変わっていく。全体としての内容だったり、表現したいことは、全くブレていないのですが、それを文章と視覚的な表現で一番効果的にみせるには、という部分で難航しています。