新作進めてます!
時代や場所の設定は、いつものことながらしていないのですが、工房を鮭川に構えて7年、身近な景色として作品に活かそうと、撮影を試みています。
時代や場所の設定は、いつものことながらしていないのですが、工房を鮭川に構えて7年、身近な景色として作品に活かそうと、撮影を試みています。
明日はミライニ酒田市立中央図書館で開催している「手作り絵本講座」全3回の最終日ということで、約3週間かけて作った絵本をいよいよ自ら製本して仕上げます。
去年の9月に出版した写真絵詩集『みるとかみられるとか』を、今日は久しぶりに製本しました。
この『みるとかみられるとか』は、2021年のミナミハラアートウォークで米沢市にある西向沼に野外展示した作品を用いた一冊になります。
『わがままナおうさま』は、2017年に、あるほなつきの空気シリーズ第一弾として出版した絵本です。
空気シリーズの中でも、比較的お子様向け、小さなお子様でも、普段は意識することのないかもしれない「空気」について考えてみるきっかけとなることを期待して作りました。
個展やワークショップなどで忙しくしていたここ最近ですが、ひとつ、ひそかに進められていたプロジェクトがあります。「本旅」第6弾になりましょうか。
新潟ー富山ー石川ー長野ー三重ー和歌山への旅。
そして、一つの大きなイベントは長野県は上田市にある小学校訪問です。
今日は来週から始まる個展に出品する作品を作りながら、『本をつくって旅をする3』の製本も。
『本旅』の表紙は、旅に出たときに見つけた赤と緑のものを使っています。旅先で赤と緑のものを探すミッションは、楽しみのひとつになっています。
『あかいかさ』『赤い傘』には、文章はあるものの、あるほなつきのアートブックとしての意味合いが色濃く出た作品になりました。
cafe中央のテーブルに、サンプルが一冊ずつ置いてありますので、どうぞ手に取ってご覧ください。
本文の中には数多くのあるほなつき作品が登場します!そちらもぜひお楽しみいただきながら、ページをめくっていただけたらと思います。
はじめは、ひとつのストーリーだったのですが、詰めていくうちに、ふたつになり。
今までも、一つの作品から派生したもう一つの作品が出来上がることはあったのですが、完成する前に分裂し、それぞれが同時に完成に向かう、というのは初めての経験でした。これも、二人でひとりの作家あるほなつきの成せる業なのかもしれません。
あるほなつきが「プチ」と呼んでいるサイズの本は、縦が 91 mm横が 74 mmの小さな本です。小さければ小さいほど、ほんのわずかなズレも、見た目に大きく響くので、両面の印刷位置、板紙のカット、ハードカバーに板紙を乗せる位置や、本文の穴開け、カット、花布の出方など、0.1mm単位で正確に合わせていきます。
田植えの季節。工房の周りの田んぼにも水が入り、カエルの鳴き声が涼しげに聞こえるようになってきました。
コンスタントに人気な絵本『めぐるぼん〜ためいけであそぼう♪〜』の在庫が品薄になってきたので、そろそろ製本しなければ!と、いうことで、今日はめぐるぼんを作りました。