略して「みるみる」

去年の9月に出版した写真絵詩集『みるとかみられるとか』を、今日は久しぶりに製本しました。

背固めしているところ
背固めしているところ

この『みるとかみられるとか』は、2021年のミナミハラアートウォークで米沢市にある西向沼に野外展示した作品を用いた一冊になります。

『ミナミハラの本(仮)』として、資料を集めていた
『ミナミハラの本(仮)』として、資料を集めていた
西向沼での撮影
西向沼での撮影
展示風景(沼の景色と作品を向かい合わせに)
展示風景(沼の景色と作品を向かい合わせに)
展示風景(沼の周りに)
展示風景(沼の周りに)

野外展示した作品は、約1週間、自然の中で雨にさらされたり日光に照らされたり、風に吹かれたりしながら、変化を遂げていきました。時には、サルやクマなどの野生動物も、その辺に出没した痕跡を残したりしていたのも、おもしろかったのでした。

車道にも猿たちがたくさん
車道にも猿たちがたくさん

自然の内に変化した姿も、なんらかの形で残したい気持ちがありました。私たちには、「本」があります。

描きためていた絵も引っ張り出して、

描きためていた絵より
描きためていた絵より

ミナミハラで展示した作品や絵からインスピレーションを得た詩と組み合わせ、一冊の本に仕上げたのでした。

夏真っ盛りのこの時期になると、その時のことを思い出します。

カバーは、草むらに置かれた絵
カバーは、草むらに置かれた絵
日光や雨風にさらして試験してみたものです
日光や雨風にさらして試験してみたものです

今年もまた、ミナミハラアートウォークに参加することになっています。野外展示を予定しているので、また新しい本が生まれるかもしれませんね!それもまた、楽しみです。