えほんやさんへ
春らしい陽気の中、米沢市へ。
もう何年も前からあるほなつきの本を取り扱っていただいている、米沢市にある
「えほんや絵瑠夢」さんを訪れました。
春らしい陽気の中、米沢市へ。
もう何年も前からあるほなつきの本を取り扱っていただいている、米沢市にある
「えほんや絵瑠夢」さんを訪れました。
20組の個性的な出店者さんが集うイベントです。私たちのように、自身で本を作っている方や、イラストレーターさん、セレクトした古本を並べるお店などが、会場に所狭しと並びました。
いよいよ盛岡のブックイベント「浜藤の酒蔵ブックマーケット2023 Winter/Spring」まであと4日と迫って参りました。
盛岡での出店は初めてなので、1日限りの開催の中で、少しでもあるほなつきの本を知ってもらいたいと思い、ポップを新たに作成しています。
真冬の氷点下でのカット作業は、紙も定規も痛いほど冷たく感じて、手の感覚が麻痺してしまいそうでしたが、日中は、少しずつ工房の気温が上がってくるようになり、カット作業もしやすくなってきました。
「あるほなつきの本 作る、創る、造る展」と題されたこの企画展は、1冊の本が出来るまでの、ストーリー原案からキャラクターづくり、文章の校正など、実際にあるほなつきが本を作るときの過程をご覧いただける展示となっています。また、製本に使う道具や、製本過程も展示しています。
2021年7月に出版した、あるほなつきの空気シリーズ第四弾『AER』は、私たちにとって、とても思い入れのある作品のひとつです。(といっても、全て手製本なので、どれも思い入れはあるのですが)
今でこそ、当たり前のようにいろいろな機会にいろいろな場所でたくさんの方に本作りを教えていますが、そんな私たちにも「初めて」の日があったのです。
それはちょうど六年前の今日でした。
「みんなで一冊の絵本をつくろう」という企画の中で、30人ほどの参加者の皆さんそれぞれに、ぜひ自分で製本した本を持って帰っていただきたい、という想いから、製本講座をすることになったのでした。
参加者は、小学生から60代までと幅が広く、誰でも短時間で簡単に製本を学ぶことができるようにと、『製本キット』のようなものを試しに作ってみたのが、六年前の今日1/26だったのです。
イベントを開催する際、新聞で取り上げていただく機会があると、「新聞を見て来ました」という方がたくさんいらっしゃるので、ありがたい限りです。
さて、明日の搬入は、気合を入れて頑張りますよ!あるほなつきのことを知らない人に、作品や活動を知っていただくチャンスですし、私たちのことを知っている人には新たな発見があるような展示にできたらと思っています。
昨日からまた少しずつ『あかいかさ』のストーリーを、あるほとなつき、それぞれにお互い完成に向けて詰めています。その世界観をビジュアルとして改めて感じたくて訪れました。