昨日は1日吉祥寺デイ。吉祥寺にはこだわりの本屋さんや雑貨屋さんがたくさんあるんですね。
車を移動中、『空気売りの少女』のシーンを撮った場所の前も通りました。
吉祥寺のパーキングからは歩いて駅の方向へ歩いて行きました。
天気もよくて、歩くのには絶好の日でした。思い起こしてみると、東京入りしてからずっと天気が悪かった気がします。傘を持たないだけで、こんなに歩きやすいなんて!
まず始めに訪れたのは、絵本と児童文学の専門店「緑のゆび」へ。緑のゆびは、元「こぐま社」社長さんがやっているお店で、昔から変わらず愛されている絵本から新しい絵本、お店の壁にはイラストレーターの原画展示販売などもあり。こだわりの雑貨のコーナーもありました。
ひととおりぐるっと見て、次のお店へ。
同じ通りに面した、絵本と雑貨の店「あぷりこっとつりー」へ。絵本は国内外の新刊&古本がたくさんありました。また、雑貨は手作り木のおもちゃや民芸品などがありました。こちらのお店でも壁面に絵が展示販売されていて、こういうところで出会う絵もいいものですね。
本屋さんにいると時間を忘れてしまうもので、お昼をとうに過ぎていました。
とりあえず次に向かう本屋さんの方向へ向かいつつ、何を食べようか考えていましたが、目に付いた小篭包の文字と香辛料の匂いに誘われて、台湾料理店へ。
4年前に『空気売りの少女』を台湾に売りに行った時の思い出話に花を咲かせながら、また行けるよう頑張ろう!と決意したのでした。
『空気売りの少女』は、台湾のアートブック専門店で、日本語のままアートブックとして販売されているので、ぜひお店の方にも足を運んでみたいものです。
お腹も満たされたところで、次の書店はレトロモダンなショップ&ギャラリー「百年」。アートやデザイン関係の古本、海外のリトルプレス、ZINE を扱うお店です。
とにかくたくさんの本の種類にびっくり。アート関係の本を見始めたら、1日いても足りません。リトルプレスやZINEも、かっこいいものやおもしろいものがたくさんあって、動けなくなってしまいました。ここに私たちの作品もあったらいいなと思いました。
よーし!がんばるぞ!
次に訪れたのは、MOTOYAさんのブックイベントで知り合った作家さんからご紹介いただいた「ブックマンション」。
78 軒の書店が集まり、各書店が保有する本棚に選りすぐりの本を並べて販売するシェア型のお店です。お店番も各書店で割り当ててやっているそうで、そんなシステムもなかなかおもしろいですよね。
今回の東京の旅での本屋巡りはこれにて終了です。なかなか収穫があったのではないでしょうか。6月にまた東京を訪れる予定なので、その時までに周到な準備をしてまた来てみたいと思います。
一週間ほどの東京への「ほんたび」でしたが、いよいよ始まった感じがしています。4月から本格的に全国へ向けてスタート!製本もバリバリやりますよ-。
「本をつくって旅をする」ため、準備することもたくさん見えてきました。がんばります!