あるほなつきにとって、「複写」という行程は作品作りにおいて欠かせないものです。なぜなら、あるほの写真作品となつきの絵を組み合わせたものが作品となるからです。
あるほなつきの作品は、あるほのプリントに直接なつきが絵を描くもの、
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それから、あるほのプリントとなつきの絵を複写したものを重ね合わせるもの、
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二つのパターンがあります。
写真と絵をプリントすることによって重ねる、いわゆる版画のような手法において、絵の複写は必然といえるかもしれません。
日々作品を作り続ける上で、必要なときにすぐ複写できる装置は必要不可欠でした。
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そのため、あるほほ工房の二階に、すぐ複写ができるようにと、アルミパイプを駆使して、撮影装置を作りました。
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今では当たり前に使用している工房2階の撮影スタジオですが、今振り返ると、すごいことだったんだなあとしみじみ思います。
今日は、今週火曜日に真室川北部小学校の総合学習の授業で5.6年児童に描いてもらった、真室川PRポスターのためのイラスト、実に52枚を複写しました。
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![](https://i0.wp.com/alfonatski.com/wp-content/uploads/2023/01/AF9C76EA-4304-4929-B5B0-E8B2A86F883D-scaled.jpeg?resize=525%2C394&ssl=1)
とてもスムーズに複写し終えて、次回の授業への準備にとりかかれる。
そんな普段は気にもとめない作業でしたが、今日は2018年の複写撮影台を設計し組み立てるあるほの姿を思い出したのでした。
さて、次回のポスターの授業は、子供たちに実際に手を動かしながらレイアウトを考えてもらいますよ!
未来を担う子供たちには、今にしかできないいろんな体験をしてもらいたい。心から願います!