五年前の今日はちょうど蔵ギャラリーentaにて、あるほなつき絵本展の最終日でした。
このときには、『木の玉っころちゃん』と『わがままナおうさま』の二作品を出版していて、玉っころちゃんの原画を展示したり、壁面には玉っころちゃんのストーリーを大きくプリントしたものを、ギャラリー中央には、蛇腹式の『わがままナおうさま』を広げて展示しました。
真室川にある個人宅の蔵をリノベーションしてギャラリーにした、広くはないスペースならではの展示と、近い距離感でのお客様とのコミュニケーションは、その時代、とてもよい経験となりました。
ギャラリーの中には小上がりもあって、冬場はこたつが用意され、温かい飲み物を飲みながら、ゆっくり本を楽しんでいただいたりしたのが懐かしく思い出されます。
あれから五年の時を経て、出版した本の数も増え、あるほなつきの活動も幅が広がってきました。身につけた製本の技術をワークショップという形でお伝えできるようになったことも、ひとつのよろこびです。
明日11/6は、酒田市立中央図書館にて、未就学児とその保護者を対象にした絵本作りワークショップ。準備は万端!はりきっていきましょう!