続・東京への旅『空気売りの少女』編

「東京への旅」と題して、3回にわたり訪れた美術館レポートを書いてきましたが、旅の一日目の美術館ホンモノめぐりを終え、今度は、図書館へと向かいます。

自転車で向かったわけではないのですが、ちょうど図書館への移動中に、お世話になっている絵本キュレーターさんから「今日読んだ絵本の中に、あるほさんにそっくりな人が出てきたので」と、画像が送られてきたのでした。本当にそっくりでした(笑)。*『花火の夜に佐々木貴行 作

到着したのは、足立区立図書館。スカイツリーからすぐの場所です。北千住駅から図書館に向かう通りは、あるほなつきの『東京』シリーズでもおなじみの景色が続いていて、なつきにとっても、なんだかなじみ深い場所となっています。

こちらの図書館には、Instagramで知り合った方が務めており、その方にぜひともお会いしてお話をしたかったのと、あるほの地元の図書館に自分たちの作った本を寄贈したかった、という目的がありました。

美術館巡りに予想以上の時間がかかってしまったため、図書館に着いたときにはもう外は真っ暗になっていて、歩き疲れて足も棒のようでしたが、無事、目的を果たすことができ(寄贈の本自体は、収蔵されるかどうかは、図書館に一存するということでお渡ししてきました)よかったです。

そのあと、もう一つ立ち寄りたいところがあり、でも、車で行くにはどこに停めて行けばいいのかあやふやのまま、車を走らせること15分ほど。荒川河川敷に到着しました。

ここは、『空気売りの少女』の舞台となった場所です。

空気売りの少女のようにこの場所に立って、写真を撮ってみたい、という夢が、とうとう今日叶うのですね!

真っ暗な中での撮影は、なかなか困難を極めましたが、面白い写真が撮れたのではないでしょうか。

少女が残された黒い風船を持って座る橋桁も、この場所からちゃんと見えました。

たった何分かの撮影時間でしたが、どっぷりと『空気売りの少女』の世界に浸ったひとときでした。

これらの東京の思い出は、写真やスケッチに残しました。それを、10/25(火)studio rin-ne さんで開催のワークショップのサンプル作りに活用しました。

思い出の布で仕立てたハードカバーのスクラップブックは、なかなか素敵なものになりましたので、studio rin-ne さんを訪れた際は、ぜひご覧ください。

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また、ワークショップの申し込みも、限定6名となっておりますので、どうぞお早めに!

あるほなつきの製本講座「本つくろう!!」

日時 2022.10.25(火)10:00〜12:30

定員6名

場所 studio rin-ne

参加費 3700円(ランチ付き・材料費込み)

問い合わせ studio rin-ne長谷川

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