いよいよ製本が始まりました。新刊『みるとか みられるとか』
まむろ川温泉 梅里苑 ギャラリー囲炉裏では、出版に先行して、あるほなつき展XVIIの中で『みるとかみられるとか』の世界展を展示しています。
早く皆さまにお届けしたくて、昨日からいよいよ製本に精を出しているところです。
『みるとか みられるとか』は、昨年、米沢市は南原地区にて開催されたアートイベント「ミナミハラアートウォーク」にて、あるほなつきが展示した作品から、インスピレーションを得て生まれた1冊です。本の中には、展示した作品が全て登場します。なつきのペン画は、『さがしています』『あやふやのまま』に出てくるものと同時期に描かれたものを、使用しています。ほとんどの作品が、文章にあてて絵を描かない、というのが、あるほなつき作品の特徴ともいえるかもしれません。
文章は、私的で詩的なものになっていて、前後のつながりはなく、見開きページごとに、ある意味完結していながらも、全体の流れを特に意識して製作した一冊となりました。
*いつものことかもしれませんが
みるとか みられるとか
2022 年 8 月 30 日初版第 1 刷発行 文・絵・写真:あるほなつき