軽バン改造二日目

一昨日、納車になったばかりの軽バン日産クリッパーを、あるほなつき仕様の作品販売車に仕立てあげるまでの模様を、こちらのブログでもお伝えしていこうと思っています。

今回は第二回目。

一日目は、天井カバーの撤去、ルーフ棚撤去、リアサイドパネル撤去、ミラー型ドライブレコーダーの取付までで終了しました。

二日目の昨日は、裸になった天井に、防振シートを貼る作業から。

また、天井の油分や汚れを拭き取る作業も、しっかりとくっつける上で大切な下準備です。

事前に天井の寸法を測り防振シートを切り出しておきます。端から順番に防振シートを貼っていきます。

貼り終わった付近の天井を叩いてみると、鈍い低い音がしました。しっかり防振が効いているようです。
防振シートをだいたい全面に貼り終わったら、その隙間を今度は別の防振シートで埋めていきました。

防振シート自体、けっこうな重さがあり、たくさんつければ良いわけではなく、どこにどの様な意図で貼っていくかさまざまなアイディアを参考にしました。
最後に、ローラーで圧着させます。
これで大雨が降っても、音にびっくりすることはないかな?

次なる作業は、断熱のためのペフシート貼り。
東レペフシートは、さまざまは厚さのラインナップがありますが5mmで、様子見します。
ロールになっているペフシートを伸ばし、天井の前から後ろのだいたいの長さで切ります。

端からきっちりと平行に天井にくっつけていくのですが、これが大変。二人がかりで、シールをはがす人、くっつけていく人に分かれ、少しずつ貼り付けていきます。ずっと上を向いて、腕を伸ばし力をかけているのは、なかなかの一苦労でした。

天井は凹凸があるので、その部分をきっちり隙間なく貼っていきます。
思ったよりきれいに貼れました。最終的にはこの部分は隠れる予定です。

次に、床をどうするか。

床のシートを取ったのでついでにメインバッテリーの電圧を確認しました。ここから走行中に余った電気をサブバッテリーに蓄電する計画をしています。
図面による机上のアイディアだしを経てリアルな導線をイメージしながら、先を見ての作業をしています。
床も少し断熱材を敷いたほうがよさそうです。
*追加で発注しました。

多くの先人軽キャンパーから学び、床下に断熱と収納をおくスタイルに決定しましたが、あるほなつき書店を開店するので床下に本棚を収納した上で自分たちが座る高さを確認しました。
あまり頭が天井ギリギリにならず、かつ本棚を有効に積める高さを考えていかないといけません。
計画では、製本もここで行う可能性もあるのです。
二日目はここまで。
防音断熱を天井に施すことができました。

三日目は、内装に取りかかるための緻密な計測です。やりながらのところもたくさんあるでしょうが、計画性を持って進んでいきたいと思います!

次回もお楽しみに。