今日は高畠町立図書館 「秋フェスタ」にお呼ばれして、本作りのワークショップを開催しました。
そもそものきっかけは、館長さんが『木の玉っころちゃん』が大好きで、ぜひ玉っころちゃんを用いたワークショップをしてほしいと声をかけていただいたことでした。
去年も11/3文化の日に高畠町立図書館で本作りのワークショップをさせていただいたので、二年連続ということになります。
参加者の方にの中には、去年も参加してくれた親子もいて、うれしかったです。
午前の部は、親子で参加の小学校低学年までを対象、午後の部は、小学校高学年の子どもたちを対象に行いました。
簡単な三穴製本なので、小さなお子様でも自分で作れる喜びを味わっていました。
今日のお題である、「物語を作る」ためのヒント、『木の玉っころちゃん』の読み聞かせをして、顔の表情を読み取ることから物語はできることを伝えました。
子ども達は純粋に、読み聞かせを楽しんでいましたよ!
さっそく、自分なりの玉っころちゃんを書いてみよう。
笑った顔だけでなく、困った顔、泣いた顔、驚いた顔、怒った顔などにも挑戦してもらいました。また、人間だけでなく動物や丸いものなどもアイディアを出して描いていました。
玉っころちゃんの絵が完成したら、次は玉っころちゃんを並べて、ことばをあてていきます。
「なんて言っているのかな?」「この子はなんでこんな顔してるんだろ?」
聞かれると、みんなシチュエーションを考えて、自然とストーリーができあがっていきます。
背景は、絵を描いている人もいれば、用意した色紙を切って貼っている人もいました。
背景が加わるだけで、ぐっと絵本らしくなりました。
みなさん、黙々と夢中になって制作していたのが印象的でした。
時間の関係で途中でおわってしまいましたが、ぜひ、続きを完成させて、いつかの機会に見せていただきたいです!
さて、今日のイベントはこれにて終了しましたが、高畠町立図書館での玉っころちゃんの企画はまだまだ続きそうです。これについては、また詳細が決まり次第、お知らせいたしますね!