神室 親子ふれあいキャンプにて〜WS編〜

2020年2月15日〜16日に、神室少年自然の家で開催されたイベント「親子ふれあいキャンプ」にて、「あるほなつき読み聞かせ&本作りワークショップ」を行いました。

参加した親子の数は13組。年中さん〜小学校4年生までのお子さんとその保護者の総勢35人の参加者がありました。

イベント当日、会場準備のため、予定開始時間より一時間半前に神室少年自然の家に着くと、館内には元気いっぱいな子どもたちの声が聞こえてきました。プレイルームや神室名物ウォールクライミング、ターザンロープで楽しそうに遊ぶ姿が見られました。

「今日はこの子たちと、ワークショップをするんだな!」と、ワクワクする気持ちを胸に準備にとりかかりました。

今回ご用意したワークショップは、貼り絵で絵本を作る、というものでした。

貼るのは、丸や楕円、勾玉のような形や三角に切り抜いたパーツです。あるほが前もって神室少年自然の家のいろんな場所で撮影した、カラフルな素材をプリントしたものから切り抜きました。

各テーブルの上には、白い用紙、切り抜かれた色とりどりの紙のパーツと、のり、マジックペン。これらを使って絵本を作っていきます。

まずは、絵本になる素材作りから。

テーマは「自由な生き物をつくろう」

神室にもいろんな生き物がいます。クマ、タヌキ、野ウサギ、カモシカなどの野生動物、バッタやハチなどの虫たちや、イモリやカナヘビなど、たくさんの生き物が生息していますね。

今回は、限られた色やかたちのパーツを自由に組み合わせて、生き物のかたちを作っていきます。

白い用紙の上に、パーツを並べたり重ねたりしながら作っていきます。

「これを作ろう!」と、その形になるようにパーツを選んでいくタイプと、なんだかわからないけれど、てきとうに形を並べているうちに、「これ、お魚みたい!」と何かを発見するタイプと、どちらのタイプも、とても素晴らしい楽しい絵ができあがっていました。

ストライプの模様や、チェック柄、色の濃淡など、各パーツの特色を最大限に活かしていたことに、大変感動したのでした!

お次は、ストーリー作り

絵が完成したら、次はストーリーをつけていきます。

白い用紙の裏には番号が書いてあって、実はそれがページ番号なのでした。

一番の人から順に、文章を考えます。

例えば、「そろそろおやつの時間だね」

という文章をあてたとすると、2番の人はそれを受けて、「私はどんぐりを食べたいな」

とすると、3番目の人は、またそれを受けて、「僕が好きなのは、野いちごだよ」

と、いうように、前のストーリー展開を踏まえて、自分の作った絵に文章をあてていくのです。

表紙は「神室少年自然の家」の文字が。

各班ごと、とても楽しいお話が生まれていましたよ!

実際に持ち帰る絵本の中には文字が入っていませんが、各自家に帰ってから、班の人たちと作ったストーリーを思い出して書いてみても良し、また、新たに全く違った自分だけのストーリー考えて見るも良し、それぞれの楽しみ方でぜひまた絵本を手に取って欲しいと思います。

お世話になった神室少年自然の家様には、参加者全員分の作品が入ったミニ本を。

さいごになりますが、ワークショップのすべての行程が終わった後も、残ったパーツでもっともっと何か作ってみたい!と、テーブルの上でいろんな形を並べて遊んでいる姿が見られたことが、とても嬉しかったです!

「残った紙、持ち帰ってもいいですか?」というお声をいただき、班ごとに仲良く分けてもらうことになりました。

きっと、おうちに帰ってからも、いろんな生き物が生まれるんだろうなあ!

 

、、、次回は、引き続き「親子ふれあいキャンプ〜冬〜」読み聞かせの様子について、お届けしたいと思いますので、お楽しみに!

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