9月4日の1回目の授業に続き、今日は仕上げの2回目の授業でした。年に2、3日のみの新庄東高校での授業ですが、1日にいっきに約3時間に濃い内容を詰め込んで行っています。
この授業の最終目標は、保育園や幼稚園に訪問して、読み聞かせなどを行うことにあるので、今日もまずは読み聞かせから始めました。
あるほなつきの本は、全て手作りなので、少しのりがはみ出したりチリが曲がっていたりしたものも、ただ捨てることが忍びなくてできません。なので、読み聞かせの時に使うように取ってあります。絵がよく見えてこその絵本なので、ひとりひとりに一冊ずつ近距離で見てもらえる読み聞かせは、自分たちの強みかもしれません。
さて、紙芝居作りですが、前回は各班ごとに4コマの「いつ、どこで、だれが、どうした」の紙芝居を作りました。そらに動きを加えるために、今日はペープサートを作りました。
さて次は、「いつ」「どこで」「だれが」「どうした」の担当4人がバラバラになって新しい班を作り、前回とは違った内容の物語を作ってみました。そして、それにペープサートを加えて動的に。
発表会は、初めこそ緊張したり恥ずかしかったりで、なかなか声が出ていませんたが、回数を重ねると、どんどん見る人の気持ちになって、表現力やコミュニケーション能力が上がっていたように思います!
昨年まではハードカバーの絵本も作っていたので、製本体験ができていましたが、今年は紙芝居ということで、本を作る体験が出来ずじまいでした。なので、簡単なノート作り体験を。悪戦苦闘しながらも、全員きれいに作ることができました。
これからの流れとして、今回作った紙芝居を最大限に活用するため、この絵を使った物語をたくさん作ったらいいのではないか、ということになりました。各班で作った物語も大変素晴らしかったですが、新たな可能性を見つけて行ってほしいと思います!