早いもので、明日から9月です。
高畠町を舞台に開催されるアートイベント【辺藝】が始まります。
昨日だいたいの展示搬入は終わらせたのですが、今日は仕上げに行くのと、受付的な場所となるブックユニオンたかはたpage cafeの展示の準備をしに、高畠へと向かいました。
と、その前に、午前中は新庄雪の里情報館にて、アベルんち主催の手作り手帳講座を。
4年前に始めた企画でしたが、コロナ禍になり中断していたものを、新たな企画として立ち上げ、一般参加者も募集して開催する運びとなりました。
3回を通しての講座なのですが、第1回目の今日は、参加者の皆さんの手帳自慢、手帳不満を発表していただきながら、それじゃあ一体自分が作りたい手帳ってどんなものだろう?と考える日となりました。
次回は、実際に構成するページを考えます。1人として同じものができない、というのもおもしろいですね!
さて、手帳作り講座を終えた足でそのまま高畠町へと向かいました。
昨日の時点で、高畠駅東口、西口の展示をほぼ終わらせたわけですが、もうひとつ、吉田でんきさんの掲示ケース内の展示がまだでした。
絵と写真を組み合わせた、和紙にプリントした作品を、一工夫した展示にしたいとおもいました。
電器やさんの掲示ケースにも違和感なく溶け込んでいますが、あるほなつきのコンセプトをしっかりと、盛り込んでいますよ!タイトルの書かれたキャプションにもご注目くださいね。
高畠駅西口の展示は、2つの違う空間にいる2人を表すためのマヌカンを設置して完成となります。
どんな仕上がりになったかは、ぜひ実際の目でご覧いただきたいとおもいます!
夕方、展示が終わった後、公園の水道で筆を洗っていると、1人の男性が「これはなんだろう?」という感じに作品に近づいてじっくり見ていかれました。うれしいですね!
美術館やギャラリーではなく、街の中でアートイベントをやる醍醐味は、こういったところにこそあると思っています。普段見慣れた景色に足を止める、なんだろう?と、ふと立ち止まる、感じる、考える、そういったことがアートを難しいものではなく身近に感じるきっかけになるとうれしいです。
辺藝2024
『僕たちは、アートの本質を探求し、伝えたい。』
期日:2024年9月1日(日)~10月13日(日) 場所:山形県東置賜郡高畠駅周辺
受付:ブックユニオンたかはた
作品設置場所のマップや、参加イベント情報などは、ブックユニオンたかはたpage cafeにございます。
長い期間のイベントです。ぜひ、ご都合の良い時に、足をお運びいただければ幸です!