令和5年度最後のワークショップとなる、「あるほなつきと絵本をつくろう!」まであと2週間となりました。
今回は置賜総合文化センターでの開催。
ありがたいことに、2月2日の申し込み開始からすぐに定員に達し、置賜のみなさんの絵本に対する関心の高さが伺えました。
今回のイベントの内容は、製本実演と絵本読み聞かせ、スタンプを使ったえほん作りです。
今までもワークショップや講演会のたびに製本実演は行ってきましたが、参加者の皆さんと近距離でコミュニケーションを取りながら進めていくので、本の作り方を知るだけでなく、イベントの導入部分として良いものになっているように思います。
読み聞かせは、絵が見えないと楽しめないと思うので、対象が大人数の場合にはプロジェクターでスクリーンに映し出して行ったり、
大型えほんを活用したり、
絵本を一冊ずつ配って、自分でページをめくってもらいながら読み聞かせをしたり、
工夫して行っています。
一冊ずつ配って、というのは、自ら製本しているからこそなせる技で、少しのりがはみ出してしまったり、ちりがずれてしまったりした本を、捨てずに全て取っておいたので、読み聞かせ用に活用できたのです。
今回のワークショップは、今年度各所で開催してきた、スタンプを使った絵本作りです。このワークショップが人気な理由に、絵が描けなくても、スタンプを組み合わせて積み木遊びのように形をつくることで、簡単に絵本をつくることができるという点にあるかと思います。
また、「いつ」「どこで」という設定が初めからホワイトブックの中に書かれてあるので、出だしでつまずくことがなく、「誰が」もくじ引きで決めるので、ナンセンスなおもしろさが期待されて、「どうした」の部分を親子で考えるのが楽しさのメインとなるのです。
さてさて、今回の参加者の皆さんは、どんなえほんを作るのか、私たちも楽しみです。子供たちの発想はいつも新鮮で、また、思いもかけず親御さんの方が楽しんじゃったりして、力を発揮する場面があるのも素晴らしいですね。
それでは、3月23日、置賜総合文化センターでお会いしましょう!