今日は、8月27日からスタートした「本をつくって旅をする6」を終え、鮭川の工房に戻ってきました。今回の旅は、本を通じてたくさんの人と出逢い、つながった旅になったと振り返ります。また気持ちも新たに、本づくりに励みたいですし、チャレンジしてみたいこと、新しい企画も積極的に取り組んでいきたいという気持ちがふつふつと沸いてきています。
さっそくまずは、明日から東京渋谷にあるMOTOYA Book.Cafe.Galleryにて、「The Paperback Art 」が始まります。
こちらは、装幀・装画など – 文庫本のブックデザイン展です。
あるほなつきは、本旅6に出発する前に、芥川龍之介の『歯車』の文庫本を装幀しました。
芥川龍之介のイメージ、色、「歯車」の作品のイメージ、噛み合わない要素などを総合的に考えてデザインしてみました。
最終的な形としては、あるほなつきらしく、帙に入った文庫本となりました。
自分の作品ではないものを、内容やイメージに合わせてその世界観をビジュアルで伝える、というのはある意味難しかったですが、とても良い経験となりました。
他の参加者の皆さんは、いったいどんな文庫本を選び、どんな装幀をしてくるのか、気になるところです。
私たちも来週あたり、実際に見に行けたらと思っています。
通常のブックイベントとはまた違った表情を見ることの出来る機会ともなっています。
文庫本1冊から拡がる世界、楽しみです!
9月の展示【 The Paperback Art 】
2023/9/7 (木)~ 10/1(日)
13:00~20:00
※月曜・火曜・水曜 お休み
※最終日は17:00まで
※入場は閉館の30分前まで
ぜひ、足をお運びください。