自画像の授業 第1回

今日は真室川北部小学校5.6年生の図工の時間に、「自画像」の授業の講師として行ってきました。

真室川北部小学校では、卒業記念に自画像を描くというのが、恒例行事となっています。

何年か前から複式学級になったので、その時からは5年生も一緒に描くことになりました。今日はその第一回目。

自画像と一言で言っても、色々な描き方があると思いますが、じっくり自分を見つめ、鉛筆一本で線だけで描くというものにチャレンジしてもらっています。

6年前の卒業生の授業の様子
6年前の卒業生の授業の様子

このクラスの子供たちの中に、美大や芸大を目指す子がいるのかはわかりませんが、この先、中学校や高校の美術の授業の中で、鉛筆デッサンをする体験をしないでしまう人が多いかもしれません。なので、形の捉え方、線を重ねることでの濃淡の付け方などを一度経験することで、絵を描くときの基礎的な部分が少しでも培われ、生涯の中で絵を描く機会があった時に役立つといいな、という願いもあり、鉛筆デッサンの手法を選んでいます。

今日は初日ということで、まずは、線の書き方の練習から。あるほが、お手製のキューブを使っての、濃度の違うグレー色の描き分け方、球のコントラストから見る輪郭線以外の線の描き方などを指導しました。

立方体を用いて
立方体を用いて
球を用いて
球を用いて

それから、実際に線を重ねてグレーの階調を濃くしていくことをしてみたり、リンゴの形を触って確かめた感じをイメージして、その流れの通りに線を引くことで立体表現してみたりしました。

線で立体を表す練習
線で立体を表す練習

また、顔の特徴を捉える上で重要なパーツの位置関係について、恒例の福笑い方式で色々な位置に目を移動させてみることで、そっくりになる位置をみんなで探してみました。

そうしてようやく、自画像に。まずは、画面にどんな風にレイアウトするか、おおまかな形を描きます。

大きさが決まったら、少しずつ全体の形をつかみながら線を描いていきます。

だんだん形が浮かび上がってきました
だんだん形が浮かび上がってきました
だいぶ全体が描けました
だいぶ全体が描けました

今年は授業の前半で、線の重ね方、形の捉え方について、だいぶ時間を割いて丁寧に指導したこともあってか、ポイントをしっかり押さえ、描き進める進度も早かったです。

細部の描き方へ
細部の描き方へ
卒業生の作品から、影の描き方を学ぶ
卒業生の作品から、影の描き方を学ぶ

今日の授業の二時間でほぼ完成した児童も何人もいるくらい、みんな集中して描きました。ほんとにすごい!!

今度の金曜日、細部を描きこんで仕上げ完成予定です。そして、金曜日には、先月仕上げたポスターができあがってきます。それも楽しみですね!