仕事始め

今日はあるほなつきの仕事始め。

梅里苑ラウンジ囲炉裏では「あるほなつき展XIX『あかいかさ』の世界展」を開催中なのですが、少しでも早く本の方を完成させたくて、まだ足りていない本文に当てる写真を撮影しに、盛岡のビル街へと向かいました。

『あかいかさ』は、主人公は一人ではなく、傘を通じて、いろいろな世代のいろいろな人生を描いているので、その背景となる場面もいろいろな素材がほしいのです。

今回は、そのままの一枚の写真と絵を組み合わせることはせず、素材と素材を組み合わせて世界観を出していきます。素材はいくらあってもありすぎることはありません。

北上川
北上川

今日の盛岡は昼でも氷点下。撮影をする手もかじかみました。久しぶりに感じる、寒さで痛い感覚!冷たい風に頬も耳も赤くなりました。

盛岡はなつきが大学院時代にお世話になった街です。その当時と街並みはずいぶん変わりましたが、橋や橋から眺める北上川沿いの雰囲気は変わらず、撮影しながら歩くのは楽しい時間でした。

今日はこれから北上に戻り、公園や横丁などを撮影する予定です。

たくさんの素材の組み合わせで出来る一ページは、どこの場所と特定できるものではなく、あるほなつきが思い描く架空の世界ということで、そのあたりも見どころになるのではないでしょうか!