昨日は真室川北部小学校5.6年生の総合的な学習の時間に、「町をPRするポスターをつくる」授業の講師をしてきました。
真室川町では、小中高と一貫して、「ふるさと学習」と題し、郷土を知り郷土愛を育む取り組みがなされています。あるほなつきは二年前にも、同じように真室川北部小学校で町PRポスター作成のお手伝いをしたことがあり、今回で二回目になります。
昨日は第一回目の授業だったので、まずは、子どもたちのプレゼンテーションを聞くことから始まりました。二つのグループに分かれていて、それぞれ「歴史や文化」「自然や観光」などテーマを持って取り組んでいることがわかりました。
二年前は5.6年生16人全員で一枚のポスターを作りましたが、今回は二つのグループそれぞれで、一枚ずつポスターを作成するようです。
プレゼン終了後は、あるほより簡単に感想を述べ、さっそくポスターを作る上で知っておくべきことや、良いポスターを作るポイントなどの学習に入ります。
著作権のことや、写真や色の効果、キャッチコピーのこと、視線の誘導のお話など、すべてにおいて例を挙げながらクイズ形式だったり、全員が意見を発表したりしながら学習していきました。
次に、実際に作る真室川PRではなく、即席のお題「鍋の具材を売りたいポスター」を考えてみよう、ということで、各個人で1枚作ってもらいました。
素材としては、鍋の写真(大中小3パターン)と、「冬」「なべ」の文字も大小2パターン用意して、A4の紙の上に好きなように配置し、イメージができあがったらのりではります。すべての要素を使わなくても構いません。キャッチコピーも考えます。その時、誰に向けたポスターなのか、また、このポスターはどこに貼るのかを考えさせました。そうすることで、必要な要素、そうでない要素が見えてきます。
イラストを描いたり、文字を組み合わせて形を作ったり工夫が見られ、キャッチコピーも素直な表現ができていたので、とてもよいと思いました。
昨日の授業は、鍋ポスターをつくるので終了してしまい、発表する時間がありませんでしたが、次回までにみんなの完成作品を教室に掲示し、それぞれのポスターの良いところを付箋に書いてはってもらうことになっています。もちろん、あるほなつきからも、講評しますよ!
次回からはいよいよ、二つのグループごとにわかれ、それぞれのテーマでどんなポスターにしたらよいか、具体的に要素を吟味し、少しずつ形にしていく感じです。二つのグループが互いに切磋琢磨しながら、より素敵なポスターが出来上がると良いですね!