鎧&カレンダー

今日のあるほなつきの工房は、作業台の前にはりついて、釜淵番楽の鎧の修復と、ブックユニオンたかはたカレンダーの作製です。

釜淵番楽は、真室川の伝承芸能の一つで、その中の「三人太刀」と「剣の舞」の鎧があまりにボロボロになったため、新しいものを作ってほしいと、二年ほど前に依頼を受け、作ったものでした。

製本の技術がこんなところにも活かされるとは、自分たちも驚きでした。なんとかできるものなのですね!

ご時世ゆえ、なかなか発表の機会が三年ほどなかったのですが、ようやくこの秋、野外でのステージ発表を開催し、新しい鎧も日の目を見たのでした。

先日も町内で発表の機会があったそうなのですが、その時、勢い余って鎧の一部がこわれてしまったというので、先日その修復をたのまれました。

また今月の23日に新庄のゆめりあでイベントがあるらしく、少しずつまた動きだしている感じがしますね!今夜は練習があるので、その時持っていく予定です。

そして、今日は残りの時間はすべてカレンダー作りにはまりました。

ブックユニオンたかはたさんより依頼を受けたカレンダーも、いっきにかがり、今日は折り作業とカット作業を。残すは、穴を開けてはと目をつけるだけです。この繰り返しの単純作業は、嫌いじゃないですね!さあ、完成まであと少し、がんばります。