本つくろう!@studio rin-ne

今日は村山市にあるstudio rin-neさんにて、本作りのワークショップでした。

今日の本作りの内容は、布製の糸かがりハードカバーと、しんだん紙を使ったハードカバーのスクラップブックの豪華二本立て!

大人のかた対象にした少人数でのワークショップということで、私たちが普段やっている製本の手順をお見せするべく、普段はお見せしていない卓上ドリルでの穴開け作業も会場にて行いました。

今日はちょっと高度な32ページの2折り糸かがり製本に挑戦していただきました。一斉に順番に穴に糸を通していきましたが、原理がわかった方は、どんどん進んでいただいてスムーズにかがれていました。何かを学んでいて、「なるほど!」「わかった!」というのは、うれしい瞬間ですね。

本文の糸かがりが終わったら、ハードカバー作りです。studio rin-neさんらしく、布で仕立てたハードカバーでお洒落に。

みなさんそれぞれ持参してくださった布や、こちらで用意したものから選んでもらった布を裏打ちし、板紙でハードカバーに仕立てます。

みなさんそれぞれとっても素敵なノートが完成しました。バッグに入れて持ち歩いたら、気分も上がりそうです。

もうひとつは、しんだん紙で作るハードカバーのスクラップブック。こちらは、先ほど布でハードカバーを作った経験があるので、紙になった分、簡単かな?と、思いましたが、のりをつける面積が広くなったのと、のりの水分を含みやすく、紙がくるんと丸まってしまったりして、なかなか皆さん苦戦していました。

表を貼ったら、裏にもしんだん紙を貼り、穴を開けて鳩目を付け、ハードカバーの完成です。色の組み合わせは皆さんそれぞれなので、完成の雰囲気が全然ちがっていて、面白かったです。

最後に、中身の作り方についての説明を駆け足で。中身については、今回はキーワードが「断捨離」だったので、捨てられないチケットやパンフレット、写真などを貼るやり方をお話しして、今日のワークショップは終了しました。

なかなかの本の出来栄えに、参加者の皆さんから感激のお声をいただき、よかったです!

ワークショップ終了後は、1階のカフェにて開催中の「あるほなつき本の世界展」をご覧いただきました。自分で作ってみてわかる本の仕組みに、今までには見ることのなかった本の細部に目がいくようになったようです。

そして、待ちに待ったrin-neさんのランチ!前回の搬入では、予約がいっぱいで食べ損ねたので、格別おいしかったです。rin-neさんサラダは、いつ来てもボリュームたっぷりの、バラエティ豊かな1皿。カレーは体に優しい素材と豊かなスパイスで、優しいお味なのです。食後のドリンクは種類が選べて、あるほはrin-neオリジナルのジンジャーエール、なつきはオリジナルブレンドコーヒーを注文しました。そのときの気分で選べるのがうれしいですね!

そして、今日も偶然ランチを食べに来たお客様の中に、かなり久しぶりの知人との再会があったりして、やはりrin-neさんは人と人をつなげる場所なのだな、と思いました。

また近いうち、何かご要望があれば、本作りのワークショップなどできたらいいな!

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