東京への旅 リヒター編

今回、東京へ向かった目的は大きく二つあり、ひとつはあるほの生まれ故郷である北千住の図書館を訪ねること。2つ目は「ホンモノ」をとことん見る、ということでした。
赤と緑の塗装を終えた「あるほなつき号」に乗り、いざ、東京へ!
北千住の図書館近くの駐車場に車を止め、都内は電車で移動することにしました。

まずはじめに、ゲルハルト・リヒター展を観に、東京国立近代美術館に行きました。

リヒターは、あるほなつきにとって、しっかりと押さえておかなければならない存在と思っています。「写真」「絵」というキーワードだけでなく、鑑賞する上で感覚的に素直に感じられる部分において、学ぶべきところは多かったです。
感覚的にという観点からは、どうしても実サイズで実物を見ないことにははじまりません。

また、企画展のリヒターはもちろんよかったのですが、常設展も見所が満載で、じっくり見すぎてだいぶ長い時間滞在してしまいました。

あるほとなつきは、それぞれ全く違う場所で、全く違うアプローチでアートを学び、自らも表現していましたが、出会ってから美術館を二人で訪れるたびに思うのは、同じ時代に同じものものを観て感じ考えていたんだなあ、ということを実感します。そして、いくつか、同じ展覧会を観ていたりしているから、おもしろい!

常設展を観てから、リヒター展を振り返ると、いかにリヒターの作品は感覚に訴える部分が大きいか改めてわかりました。理屈もあるけれど理屈じゃない部分、怖さもあり美しさもあり。