今日は朝から明日8月28日に市立米沢図書館で開催する、本作りワークショップの準備をしています。
今回の市立米沢図書館でのワークショップは、なんとも盛りだくさんの内容です。糸とじ本、簡易製本、御朱印帳、の三種類の本を作るという充実の3時間コースとなっています。
糸とじ本は、あるほなつきの2022年のアートカレンダーで、糸かがりの練習をするというものです。糸かがりにもいろいろあって、簡単な一折り三穴(または五つ穴)は、今までも色々なワークショップで体験していただいていますが、今回はちょっとステップアップした二折り六つ穴に挑戦していただきます。ただかがって終わりではなく、天地小口のカットも体験していただこうと思っています。カット作業はなかなか今までのワークショップよ経験から、うまくいかない人が多いので、何度も練習を重ねてから、本番のカットをするように用意しています。
本番がうまくいくように、ということでは、今回は3時間という時間の余裕があるので、説明や練習にも時間をかけられるような気がしています。
簡易製本は、市販のノートをハードカバーに仕立てるということをするのですが、ハードカバー作りには色々なポイントがあって、それをマスターするために、まずは小さなコースターを作ることにしました。
また、あらかじめ図解を用意しています。その時1度の説明だけでは、なかなか伝わりにくい部分もあるので、ポイントポイントで、図解します。
御朱印帳作りは、なんといっても、蛇腹式の構造をしっかりと理解することが大事になってきます。のり付けをする場所を間違えると、蛇腹にならなくなってしまいます。どうしてこう重ねるのか、どこにのりを付けるといいのか、そういったことをひとつひとつ、丁寧に説明しながら進めていきたいと思っています。
参加者の皆さんに、本作りをしてよかった、素敵な本ができた、と、満足してしただけるよう、明日はがんばります!