あるほなつき号(電装DIY)

本を携えて日本全国を回るため、着々と旅立ちの準備を進めています。

いったん、テーブルや椅子まで完成させたところまできて、今度はサブバッテリーなど電気関係の配線を。これが、旅に出る上で一番重要な部分といっても過言ではありません。安全性と利便性のため、熟考かつ吟味して機器の選定を行っています。

本日は、電装の工程をダイジェストで追っていきましょう。
まず、メインバッテリーは安全のため、取り外して作業開始です。
これで感電の心配は、サブバッテリーを接続するまではゼロです。
手もとに集中して作業できます。

メインバッテリーからの配線は車が走行中に発電してくれた余剰分を、サブバッテリーに供給するために必要です。車体の下から、車内へ引き入れることにしました。
当初、電線は38sqのKIVケーブルをコルゲートチューブに納めて車内へ引き入れ作業を完了させましたが、最終的には、22sqの細くはなりますが、より熱に強いケーブルに交換します。このあたりは流れる電流量と経路長をよくよく考えて計画をたて発注したのですが、実際に通して見た結果、以外と経路長は短くすむことが分かったのでした。
詳細はYouTubeにて今月中には公開予定です!
また、マイナスケーブルは当初メインバッテリーのマイナス端子に接続しましたが、ここに電流計があり、このクリッパーバンは充電制御車であることが分かりました。そのため、ボディのスペアネジ穴にアースをとることに変更しています。

すでに後部座席は外してあり、いったん後部座席シートベルトの取付位置から引き出した後、リアのダクトから引き入れています。

バンの改装も仕事ではありますが、本業がことさら忙しく、そして雨にも予定を狂わされ、ちょっとずつ進めています。
安全面を考慮し運転席の上下左右は純正のままでいく事にしました。
なにより、純正のオーバーヘッドコンソールがとっても使いやすいのです。

ようやく、サブバッテリーシステム部分の仕事に着手しました。

外での読み聞かせや、映像を使ったイベント、インスタレーションなどにも対応可能にするべく、12V 100Ahのリチウムイオンバッテリーを2個並列で搭載しました。

その上部に、メインバッテリーからの余剰電気と、ソーラーパネルからの電気を、サブバッテリーに適切に管理して流してくれる「走行充電器」と、
それぞれの電源を切り離せるようにする目的も兼ねたサーキットブレーカーと、
車の12V直流を交流にかえる1500wのインバーターを取り付けました。

ここまでは、順調だったのですが、今日は休日!
22sqの電線が届くまで一時中断。

22sqの電線が届きましたが車体下の工程は断念し、サブバッテリーから直流で直接使用する機器への配線と壁への取付けを試みたところで、日没。

今日は、ここまで!

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