山形県ぜんぶの図書館へ、絵本『木の玉っころちゃん』寄贈の旅、昨日は南陽図書館へ伺いましたが、高畠町立図書館へも伺いました。
高畠町立図書館とあるほなつきの共同企画「みんなで本つくろう!『木の玉っころちゃん』写真でひとこと」の第四冊目が完成したので、そちらをお届けに。
4月のお題は「亀岡文殊でひとこと」ということで、先月から地元高畠町の名所を舞台に本を作っています。
手水舎、お堂へと上る階段、本堂と、3枚の写真の中から選んでいただき、ひとこと考えていただきました。
うまい具合に、3枚それぞれの写真の応募数がほぼ等しかったので、違う写真3枚をストーリーに仕立て、3コマの物語的な感じに編集してみました。
今回は初の試みとして、その編集したストーリーに、あるほなつきがタイトルをつけてみました。タイトルを踏まえた上で読んでみると、それぞれ違った人が書いたひとことも、つながって見えてくるかもしれません。
この、毎月お題を変えて募集している「みんなで本つくろう!『木の玉っころちゃん』写真でひとこと」ですが、どこに向かって進んでいるかというと、秋に開催される高畠町立図書館イベントで、各個人で絵本をつくるところまでいきたいと思い、ステップアップ講座のような感じでやっているのです。
先月は、今までは一コマの写真でひとことだったのを、二コマも選べるようにしてみました。
たった二コマでお話を考えるのは、単純明快だからこそ、工夫のしがいがあったと思います。
玉っころちゃんの表情を素直に読み取って書いてくれた子どもたちや、ちょっぴりひねった感じ方で考えて書いていた大人たちの、それぞれの良さが出ていて、おもしろかったです。
短い文章だからこそ、考えようによっては、書いた人の年齢によって逆の意味に取れたりすることもあるのは、興味深いことです。
「みんなで本つくろう!『木の玉っころちゃん』写真でひとこと」で作った本は、高畠町立図書館とブックユニオンたかはたpagecafeにてご覧いただけます。ぜひ、参加された皆さんのひとことをお楽しみください!
安久津八幡神社の桜を背景に、玉っころちゃんが何かつぶやいてます。
なんと言っているのか、感じとったり、考えたりしたひとことを募集中です。ご応募、お待ちしております!