作品ができるとき

今日まで開催のARTS MEET OKITAMA 2022で展示している作品「Mogami River2021#06」は、2019年にあるほが最上川舟下りをしながら撮った作品を、あるほなつきの作品として2021年に完成させたものです。

村山市の碁点を出発する船に乗って。
2019年最上川芸術祭での展示の様子。

迫力のある、かっこいい作品でした。

このときにはまだ、この作品に続きがあるとは思ってもいませんでした。

2020年、あるほなつきはalfonatskiというひとりの作家として、平面作品を作り始めました。

写真の上に絵を描いたり、写真と絵を二度刷りして組み合わせたりする手法で、新たな作品をどんどん作り出し、alfonatski初めての展示をしたときに、あの最上川の作品も展示したのです。

2020年 雪の里情報館での展示。

そのときに、「そうだ!この作品も、あるほなつきの作品にできないかな」という話になったのでした。

大きな作品を作ってみたかったので、この作品にはとても興味がありました。

満を持して2021年、「Mogami River2021#06」が完成しました。

アトリエでの制作風景。

そのときそのときに真摯に作品と向き合いながらも、ブレずに作品を作り続けていることこそが、この先の制作にもつながっていくものと思っています。

さて、この最上川シリーズは、2022年も続く予定です。

どんな作品が生まれるのか、私たちもワクワクしています!