今日は真室川北部小学校にて、第3回目のポスターの授業がありました。
一回目は、二つのチームがそれぞれどんな内容のポスターを作りたいかのプレゼンをすることから始まり、
良いポスターってどんなポスターだろう?ということで、人の視覚の傾向や、人目を引くビジュアルやキャッチコピー、いろんな観点から多種多様なポスターを鑑賞しました。
そして、ひとりひとりに鍋の具材を販売促進するポスターを考えてもらいました。
実践しながら、みんなでどんなポスターを作り上げたらよいかのイメージを膨らませました。
第二回目の授業では、それぞれのチームがビジュアル化したいものの絵をみんなで簡単に描いてみました。 その絵を見て、みんなでどんな一枚のポスターにしていくか、方向性を探りました。
そして、第三回目の今日は、年をまたいで第二回目から時間がだいぶ経っていたこともあり、第一回目の授業の確認をしビジュアルの大切さを思い出してから、実際にポスターに使っていく絵を描いていきました。
まずは、マムロガワクジラを全員で描くことに。好きな色のクレヨンを選んでから、三分間で輪郭を描きました。
想像で描かずに、しっかり形を観察して描くことで、よく特徴を捉えられていました。
色はアクリル絵の具で塗りました。
色を乗せるときも概念で描かずに、自分なりの色を作って描いていくことを心がけることで、十人十色のマムロガワクジラになりました。一人二頭ずつ描きました。
次に、真室川の巨木のひとつである、女甑山の大桂を描きました。
9つのパーツに区切って、好きなところを描きます。幹だけの人もいれば、葉っぱメインの人もいることになります。
こちらも一人2枚描きました。
今日のさいごは、みんなが描いたマムロガワクジラの中で、一番クジラらしい輪郭はどのクジラはどれか、チームごとに3つ選んでもらいました。
みんなどれもクジラらしいので、決めるのはむずかしかったようですが、二つのチームから選ばれた一つが決まりました。
この選ばれたクジラの輪郭をもとに、ポスターのクジラは作られていくことになります。
次回は、いよいよ、本格的にポスターのメインビジュアルを仕上げていきますよ!
みんなで一枚のポスターを作るのは難しいことではありますが、一人ではできない面白いことができる可能性を秘めています。
さてさて、どんなポスターになるのか、私たちも大いに楽しみです!