「高校生が旅立つ前に学ぶコト」ということで2017年から毎年開催されている「新庄・最上ジモト大学」の数あるプログラムの中の、真室川町企画課主催の企画。あるほなつきが講師として、「まちの魅力をカタチにしたら~ノベルティで町をPR~」と題して、高校生主体に真室川町を表現したノベルティグッズを作る三回を通しての企画でした。
その完成品を、昨日納品させていただきました!
何を作ろうか?誰を対象とした?どこで配るの?予算は?
高校生たちがどんなものを作ったらいいか、意見を出し合い決まったのは、クリアファイルでした。価格的にも手頃で、たくさんの数が作れるので、より多くの方に配ることができる利点を優先しました。
高校生のアイディアで、ちょっとした仕掛けのあるクリアファイルを作りたいという提案があり、その仕掛けをうまく見せるには、どういうデザインにしたらいいかを考えました。その仕掛けというのは、ファイルの中に何か入っているときと、何も入っていないときの図柄が変わる、というものでした。
真室川町のマスコットキャラクター「うめこ」が梅の木を眺めている、という図案。左下には、真室川の山菜が。
「うめこ」の彼氏が真室川駅で「うめこ」を待っているという図案。空には花火、左からトロッコ列車、下には冬の景色を表す雪だるまと白鳥が。真室川町の形と、真室川のホームページのQRコードも。
町の高校生たちが描いたイラストが組み合わさって、こんなひとつの絵柄になるのですから、高校生たちの愛郷心が伝わってきます。
中に入っている紙を取ると、こんなふうに、裏面と表面の絵が重なって、ストーリーのあるデザインになりました。
なかなか大人には作れない、フレッシュな感性のクリアファイルになったと思います。作り手と同年代に向けたメッセージとして届くと良いなぁと思います。
このクリアファイル、きっといろんな機会にたくさんの方に配られることでしょう。作成した高校生はもちろん、もらった人にも喜んでもらえたらうれしいですね!