今日は、9月17日から25日に米沢市は信夫町を舞台に開催した現代アートイベント「辺藝」の反省会が、一ヶ月越しに行われました。
場所は、タントグラッツェさんにて。
タントさんは、去年の秋にS&Tアートショップの参加アーティストが考案するピザを一日限定販売をして、店内にはアート作品を飾る、というイベントを開催したお店です。


その時のあるほなつきのアーティストピザは、大好きなマルゲリータはそのままに、切り分け方を指定する、コンセプチュアルなものでした。「あるほなつきピザ」を注文をしてくださったお客様には、切り分け方の意味が書かれたミニ本が付いてくる、あるほなつきならではのピザでした。

今日は「辺藝」を振り返る会ということで、美味しい料理をいただきながら、参加アーティストと主催者が、ざっくばらんにイベントを振り返る会。

食とアートは深いつながりがある、という話も出た中で、また、何かアーティストが考案したメニューと作品を組み合わせたようなイベントがしたいね、という未来の企画の話で盛り上がったり、


「辺藝」最終日にお目見えするはずだった幻のアーティストピザ(青木みのり考案)をシェフが昇華した完成作を実食できたのは、うれしかったです。青木さんらしさが前面に出ているピザに一同拍手でした。もちろんお味も素晴らしい!

そして、もうひとつのアーティストピザ(田賀先生考案)も出てきました。話で聞いてはいましたが、四角い形。田賀先生の作品から予想するに、全体の色はグリーンかと思いきやホワイト!これは、冬の芝生かな?見ながら、食べながら、「こういうこと?」「こうなんじゃない?」と想像するのも、楽しい時間でした。
どんどん運ばれるおいしい料理と、いろんな話題に夢中になっているうちに、なんとサプライズな出来事が!

気づかないうちに、石川さんが向かいに座っている石塚さんのことを、デッサンしていたのです。石川さんは「辺藝」でも、普段描いてきたデッサンを多数展示しました。どんな風に描いていくのか、今日はお話を聞けたのもよかったです。

デザートも食べ終わったあと、石川さんはシェフと奥様のことも、おいしい食事のお礼に、と、鉛筆を走らせていました。石川さんのその作品は、タントグラッツェを訪れた際にご覧くださいね!
「辺藝」は、形を変えつつ、また開催することになりそうです。一年後くらいにまた集まってみよう、という話でまとまりました。

どこで、どんなかたちで、はまだわかりませんが、次回の「辺藝」の開催までに、自分たち含め各アーティストたちがどう成長していくかも楽しみにしていて下さい!

今後の展開に、期待!