表現をかたちにするよろこび

地区子供会の行事で、本作りなどできないでしょうか、というお問い合わせを受けたのは、1ヶ月ほど前のことでした。

コロナ渦で、なかなか子どもたちのための行事もできずにいたということでしたが、コロナ対策に配慮しながら、小学校1年生から6年生の8名とその保護者を対象に、今日はオリジナル絵本作りを開催しました。

小学1年〜6年の8名とその保護者が参加しました。

今日のお題は、「しりとり」。保護者世代も子どもたちも、しりとりはみんなやったことがありますよね(^^)

子どもたち全員でしりとりをしたあとは、自分が言ったことばを、木の端材(こっぱ)に絵を描いて表現します。

初めは戸惑っていたお父さんお母さんがたも、久しぶりの絵の具に楽しそうでしたよ!

つぎは、ストーリー作りです。低学年と高学年の2グループに分かれて、そのキャラクターになりきって、自己紹介することから始めました。

名前をつけると、不思議と勝手にキャラクターが動き出すもので、低学年チームはたくさんのお話が生まれていましたよ!高学年チームは、登場人物がかなり難度の高い組み合わせだったので、保護者の皆さまの知恵も借りながら、親子でストーリーを完成させていました。これがまた、この破天荒なキャラクターの組み合わせにもかかわらず面白いストーリー!感動しました。

それぞれのコマごとに子ども達に撮影監督をお願いして、思い通りの画になるよう指示してもらいました。

お昼を挟んで、午後は製本です。自分たちが作ったキャラクターとストーリーが実際に本になる、という感動は、あるほなつきの原点でもあり、体験した皆さまと分かち合えるものだと思っています!参加者の皆様のうれしそうな表情は、私たちにとってなによりのご褒美です。

簡単な糸かがり製本でしたが、この基本さえ覚えておけば、オリジナルノートも簡単に作れるので、ぜひまた作って見てみてほしいなと思います。

カット作業も自分で。

「しりとり」から始まった今日の絵本作り。

私たちも一緒に楽しい時間を過ごすことができました。参加した皆さまにとっても、貴重な経験、素敵な思い出となりますように、、、