本をつくるよろこび

カバーを掛けると、しみじみ一冊の本の完成を味わうことが出来るのだ…が、

『さがしています』AB判、さっとカバーを掛け、余韻にひたる間もなく、次にとりかかる。

『さがしています』honnanbooks判は、はじめてカバーを掛けることができた。ページをめくりたい衝動に駆られるが、この時点から、中身を確認することはない。開く楽しみは、お客様のためにとっておくのだ。

『La petite marchande d’air』も、さっと、カバーを掛けた。待っている人たちの顔が浮かぶ…

ところで、『空気売りの少女』は???めくり式絵本なので、コーナーは、これから、まーるく、カットするのだ…明日するかね…

あるほなつき作(さとう なつき・前田 有歩)

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