『あ ・ い』を改めて手に取る

MOTOYA Book•Cafe•Galleryにて3月6日〜3月30日に開催された、本好きの人が、本好きの人のために作るブックイベント【Book Lovers】に出品した、あるほなつきの新作『あ・い』が手元に戻ってきました。

搬出には直接行けなかったので、郵送にて
搬出には直接行けなかったので、郵送にて

作品が完成した時、展示会場で手に取ってみた時、そして、返却されて改めてじっくりとページをめくってみた時、それぞれで感覚が違うものだな、と改めて思いました。

作品が完成した時
作品が完成した時

できたばかりの新作を手に、ページをめくる時は、いろんな確認の意味もあり、中身があまり入ってこない感じがします。

MOTOYAにて
MOTOYAにて

展示会場で、展示されている棚から手に取り、ページをめくる時は、どこかふわふわした気持ちになっていて、高揚感とともに目に入ってくる感じがします。自分の作品ではないような気もしてきたりして。

そして、今。工房にて
そして、今。工房にて

イベントが終わり、展示という役目を終えて返ってきた一冊は、客観的に冷静な頭でじっくりと見ることができて、1番、本の内容に入り込めるような気がします。

文章の一字一句、そしてそれに当てられた一枚の作品。

その関係性の意味は、読むたびに違って思えて、また、意味なんてないようにも思えることもあって、楽しい一冊です。

これは非売品ですが、同じ形になるかはわかりませんが、いつか販売する日が来るかもしれませんね!