本日は、村山市にあるstudio rin-neさんにて「Watashi Bookをつくる」が開催されました。
今回の製本講座は、参加者の方のInstagramの投稿を、あるほなつきが独断と偏見で一冊の本にまとめる、というものなのですが、表紙くらいはご自分で選んだものにしたら良いのではないか、と急きょ思い立ち、プリンターとパソコン、カバー用の用紙も持参しました。
10時ぴったりから製本講座を開始して、さっそく糸かがりの練習から始めました。
今までの製本講座では、中身が白いノートなので、始めから練習なしでやっていましたが、さすがに今回はそれぞれのInstagramの写真が印刷されたものをかがるので、失敗がないよう基本の動きを確認しながら、まずはノートを作りました。
ノートができたところで、参加者の方それぞれのInstagramが印刷されたものをお配りし、どのような観点から32ページにまとめたのか、その想いなどをお伝えして、同じように半分に折って重ね、中身を確かめました。ここでようやく、どんな本になっているかが見えて、「わあ!」と歓声があがりました。私たちもようやくほっと胸を撫で下ろす瞬間でした。人さまの投稿を勝手にまとめるんですから、なかなかに勇気がいる作業だったんです!
糸かがりは、基本からステップアップしたものだったので、細かいことろで難しい部分もあったのですが、皆さん失敗なく進めることができました。
表紙のデザインは、それぞれ重い思いに写真を選んでレイアウトし、文字を入れる人もいたりして、各自こだわったものになったと思います。
ソフトカバー仕上げの本は午前中で完結して、ハードカバーにしたい人は、ランチを終えた後、午後からの作業になりました。
ハードカバーに仕立てたい方はお二方。
お二人とも2冊作った方だったので、各自2冊分ハードカバーを作りました。
限られた時間の中で、しかも初めてのハードカバー作り、とても大変だったと思いますが、満足のいく仕上がりとなり、本当に良かったです!
そしてそして、最後の最後で、なんと、完成した皆さんの作品の写真を撮るのを忘れたという、なんという失態。明日、「あるほなつき本の世界展ふたたび」の搬出に行った際、忘れずに撮って、明日のブログでご紹介したいと思います。
「あるほなつき本の世界展ふたたび」は、明日2月28日、最終日です。どうぞ美味しいランチを食べながら、あるほなつきの本の世界をお楽しみください!