連日、昼夜製本に励んでいます。
今、取り組んでいるのは、図書館から依頼された、施設案内的えほん。社会科の時間に図書館を訪問する小学生に活用してもらえる絵本を、ということで、丈夫で見開きしやすいよう、合紙製本でつくりました。
あるほなつきの最近の本は、AB版なので、A4サイズの本はとても大きく感じました。また、糸でかがるのではなく、1枚1枚を半分に折り、一ページずつのりでくっつけていくので、のりのぶんだけ重くて頑丈になっています。図書館で子どもたちが活用する絵本には、申し分ないつくりです。
また、図書館で読み聞かせをするための、大型絵本の依頼も受けていたので、そちらの製本も同時進行でやっています。
A4サイズのものとは違い、大型絵本は一枚ずつのボール紙全面にのりを付け、それを1枚のページに貼っていくので、二人がかりの作業になります。ボール紙がのりをすぐに吸ってしまうことや、くっつけた紙はすぐに伸ばさないとしわになってしまうので、スピード感が求められます。サイズが大きいだけに、集中力と体力勝負!
あとは、表紙を作って本文とつなぎ合わせて完成です。表紙もビッグサイズだー。
「本をつくって旅をする」略して「ほんたび」秋田岩手宮城編は、山形は酒田をスタートになりそうな予感!まずは今日中の絵本の完成をめざします。